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タイトル :「良い商品」を作っても儲からない?
配信日時 :2013/08/12(月) 21:30
配信数 :362

本文:

こんにちは。中田です。


夏休みに入ったので鉄道好きの息子を連れて
新幹線や特急列車でいろんなところへ遊びに行っています。

新幹線とマリンライナーで岡山を経由して高松へ行ったり、
サンダーバードで金沢、富山を経由して名古屋から新幹線で帰ったり、
となるべくいろんな列車を乗りながら移動しています。


ところで、新幹線の駅に降り立ってみるとよくわかるのですが、
新幹線が通っている駅周辺ってどこも栄えてますよね。


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例えば、京都はもちろんのこと、
岡山や宇都宮とかも県の規模を思えば都会です。

逆に、新幹線が通っていない金沢や富山や高知や松江とかは
昔は大都市だったのに今は見る影もないくらい衰退しています。

新幹線というのは都市の発展に
多大な影響を与えるものなわけです。


ただ、どこでもいいから新幹線を通しさえすれば
都市がでかくなるというものではないようです。

では、どういうところに通せば良いかというと、
元々ポテンシャルが高い都市に通すとでかくなるようです。

どういう都市がポテンシャルが高いかと言えば、
文化的なもの、歴史的なものがたくさんあるようなところです。

例えば、金沢に新幹線が開通するのは2015年ですが
金沢城や兼六園などを中心としたとっても美しい文化が
街全体に残っていますので、そういうところは発展する可能性が高いわけです。

なぜかというと、
そういう文化的なものは付加価値が高いので、
人さえ来るようになれば、その地方の雇用をたくさん吸収し、
街の発展にもつながりやすいからです。


ちなみに、これを本で見て思ったことなのですが、
ビジネスでも同じだなと思います。

いわゆる「良い商品」を作っても
人さえ来なければ儲からないわけです。

だからといって、粗悪な商品に大量に広告をかけても、
それなりに儲かることはあっても、長くは続かないし、
それほど良い結果にはならない。
(ただ残念ながら、商品が粗悪でも
マーケティングが一級ならそれなりに儲かってしまう・・)

つまり、言いたいことは、
長い年月をかけて商品を改良し、洗練させていくことは
それだけで「善」なのですが、

ただ、その事業を長期的に永続させるには、
人が来る仕組みは絶対に必要だということです。

インターネットビジネスなら、
きちんと広告を打って集客したり、
一度確保した見込み客に対してもう一度アプローチできる
システムを構築したりといったところです。

逆に言えば、ポテンシャルの高い都市に新幹線を通すと
大都市化するのと同じように
良い商品を作り、マーケティング戦略もうまくいけば
爆発的な勢いで広げることも可能というわけですよね。



それではまた。



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