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タイトル :自由すぎると?
配信日時 :2013/05/06(月) 16:20
配信数 :365

本文:

こんにちは。中田です。
いつもありがとうございます。

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連休も今日までですね。
たっぷり楽しめましたか?

私の方は一周忌などがあって
バタバタとしておりました。


PCを開けられる時間も限られていましたが、
やらなければいけない仕事が残っていたので
合間を縫って作業していました。

時間がいつもより短い分、
短期集中できました。


いつも思うんですが、
縛りがなくてなんでも自由にできてしまうと
逆に効率が落ちてしまうんですよね。。。

副業をしている人に
「本業を辞めたら時間もできるから収入もアップするはず」
と考えてる人がいるのですが、これは半分本当で半分嘘です。
(私も起業当初そう思っていた。)

もし、自らを縛っている規制が全部なくなり
自分のしたいように自由にできるようになるとどうなるか。

効率が下がるだけでなく、
モチベーションや能力にも影響を与えるでしょう。

自由の幅が増えることは
選択肢が広がることなので、
リソースも分散されるわけです。

しかも、その配分は必要なところよりも
楽で安易なところに流れがちになる。

だから結局、起業してそれなりに自由を得たとしても
本当にフリーダムな状態だとまずいので、
それを防ぐために、自分で自分を縛るんですね。

例えば、いついつに出社するとか、
ルーチンワークを全部人に任せない、とか、
仕事関係の約束を細かく入れていくとか、
そういうふうにして自分に規制を作るんです。

自由というのは魅力的に映りがちな概念ですが、
必ずしも良い影響があるとは限らない。


ただ、こう言うと
「自由を謳歌している人は、人生楽しそうです!」
と言う人がいるかもしれませんが、どうでしょうか。

はたから楽しそうに見えても
主観的にはそう感じていない場合は少なくない。

例えば、「セミリタイヤ」という言葉が
一時期流行りました。

でも、これを若いうちからやって
娯楽三昧の毎日を送っていたら
どうなるでしょう?

まぁ確実にバカになりますよ。

そのことに果たして
どれだけの価値があるのか。


こう考えると
人間には程よい緊張感がやはり大切だな、と思います。



それではまた。



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