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タイトル :心の空気を入れ替える
配信日時 :2013/01/31(木) 18:20
配信数 :382

本文:

こんにちは。中田です。
いつもありがとうございます。


先日「怨望(妬み・やっかみ・恨み)を捨てる」という記事を書きましたが
それなりに反響があったようですので続きを綴ってみたいと思います。
http://e-32.net/z/public/bn.php?mid=0102&magaid=x000567


ところで、こんな質問が届いていました。

> どのような方法を使って怨望を手放されたのでしょうか??
> メルマガの内容を頭では理解したつもりでいるのですが、
> そう思うようにしても、できないのです。

確かに前回の記事では
怨望を捨てろと言ったものの
解決策を何も提示していませんでした。

こんな終わり方じゃあ
どうしたらいいかわからないですよね。^^;
失礼しました。


そもそもなぜ怨望を抱いてしまうのか
というお話からしたいと思いますが、

これは部屋の空気と同じで
換気をするかしないかの話です。

どういうことかというと、
部屋は換気しないと
空気が悪くなってきますよね。

そういう部屋には色んな悪いものが溜まってくるわけです。
カビやダニも発生しますし、健康も害すことになります。

怨望が発生するメカニズムもこれと似たようなもので、
言いたいことが言えない環境だったり、
自分から言いたいことを抑えこんでいると、
空気が停滞したように心の中にも何かドス黒いものが滞留するようになります。

そういう状態が長く続くことで
心が病み、怨望が生まれやすくなるわけです。

だから、話を聞いてくれる人と会話するなり、
また、逆に相手の話も聞いたりすることで
言葉の換気(入出力)をすること。

これが大事です。


例えば、ちょっと想像してみてください。

あなたの前に、
一発ブン殴ってやりたいくらい嫌いなヤツがいたとしましょう。

しかし、その人と同室に3日間監禁されてしまった。
そこでサシで本音をぶつけ合った。

果たしてどうなるでしょう。

やっぱりブン殴ってますかね?
いや、たぶん相手に情がわいてしまって、
そういう気持ちも薄まっていると思うんですね。

会話の中で思っていることを吐き出したり、
相手の意見を聞いたりする環境というのはそれだけ大切なんです。


で、これは私だけが言っていることじゃありません。

1万円札の顔でもある
福澤諭吉先生も「学問のすすめ」でそう仰っているわけです。
興味のある方は十三編から読んでみてください。

心がそういう不調な状態ですと
まず何をやってもうまくいかないんだな、
ということが分かると思います。

それはビジネスだって同じことです。
いくら“成功哲学”みたいなものをかじったって
人を恨んでいたらとてもじゃないけど
うまくいくような状態じゃないわけです。

だから、怨望などゴミ箱に
ポイっと捨ててしまいましょう。



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